正中線・四隅線

 

 方位の項で述べた「正中線」、「四隅線」の扱いによって、凶現象が現れるかどうかがが決まります。トイレ、浴室の浴槽、キッチンの火と流し台などの火気、水場の位置は正中線上・四隅線上に置いてはいけません。とくに、鬼門線上は絶対に避けなければいけません。たとえばトイレを比較的無難な東方位に設けても、便器が正中線上にかかっていると凶相化します。

 また、門や玄関の場合も、吉相方位に配置されていても、その開閉部分が正中線・四隅線にかかっていると、凶相に転じてしまいます。

 家のどの方位にあっても吉相になりやすい寝室、応接間、居間、勉強部屋、納戸、床の間などは部屋のどの部分に正中線・四隅線が通っていても基本的には問題はありませんが、窓や出入り口などの開口部にかからないほうが安全です。

左図の例では、東方位のキッチンは方位としては安全ですが、正中線上にガスコンロがあり凶相となっています。また浴室にも正中線が通っていますが、このように浴槽にかかっていなければ問題はありません。

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